もしだれかが、君のことを説明する手紙を書いたとしたらどうでしょう。どこで生まれるか、何が起こるか、どうやって死ぬかまで。しかもそれを、君が生まれる何百年も前に書いたとしたら?そんなの不可能に聞こえます。でも、イエスにはまさにそれが起きたのです。
旧約聖書は、イエスが生まれる何百年も前に書かれました。でもそこには、世界を救うために来るはずの人物についての具体的なことが書かれています。予言のいくつかと、実際に起きたことを見てみましょう。
ピーター・ストーナーという数学者が、一人の人がこの予言のうちたった 8 つを偶然に実現させる確率を計算しました。答えは?100,000,000,000,000,000 分の 1。これは、アメリカのテキサス州全体を深さ 60 センチまで硬貨でおおい、一枚に印をつけて、ぜんぶかき混ぜてから、目かくしをして最初の一回で印のついた硬貨を引き当てるようなものです。イエスは 8 つどころか、何十もの予言を実現しました。
これが大事な理由はこうです。自分がどこで生まれるかは、だれにも決められません。敵が自分を裏切るためにいくら受け取るかも、だれにも決められません。兵士が自分の骨を折るかどうか、自分の服をかけてさいころを投げるかどうかも、だれにも決められません。
実現した予言は、まさに人間にはでっち上げることも、手はずを整えることもできない種類のものです。神さまだけが前もって知ることのできることがらです。
そして、この予言がイエスより前に書かれたことがわかっています。1947 年に、死海の近くの洞くつで、その古い写本が見つかったからです。この「死海文書」は 2,000 年以上前のもので、イエスが生まれるずっと前に書かれました。
「イエスが予言を本当にしようとして、わざとやっただけじゃないの?」
ろばに乗ってエルサレムに入るというような予言なら、たしかに手はずを整えられたかもしれません。でも、自分がどこで生まれるかは選べません。ほかの人が自分を裏切るためにいくら受け取るかは決められません。兵士が自分の骨を折るかどうか、自分の服をかけてかけごとをするかどうかも決められません。いちばんおどろくべき予言は、まさにだれにも決められない種類のものです。だからこそ、これほど力強いのです。
イエスについての旧約聖書の預言が、これほど大切なのはなぜですか?