イエスが生まれる前に、イエスのことを知っていた人はいた?
もしだれかが、君のことを説明する手紙を書いたとしたらどうでしょう。どこで生まれるか、何が起こるか、どうやって死ぬかまで。しかもそれを、君が生まれる何百年も前に書いたとしたら?そんなの不可能に聞こえます。でも、イエスにはまさにそれが起きたのです。
本当になった予言
旧約聖書は、イエスが生まれる何百年も前に書かれました。でもそこには、世界を救うために来るはずの人物についての具体的なことが書かれています。予言のいくつかと、実際に起きたことを見てみましょう。
- 1ベツレヘムで生まれる。預言者ミカは(イエスの 700 年前に)こう書きました。「しかしベツレヘムよ……イスラエルを治める者があなたのうちから出る。」そしてイエスはベツレヘムで生まれました。エルサレムでも、ローマでもなく、はっきり名指しされた小さな町で。
- 2銀貨 30 枚で裏切られる。預言者ゼカリヤは(イエスの 500 年前に)こう書きました。「彼らは、わたしに銀貨 30 枚をはらった。」そしてそれは、ユダがイエスを裏切ってもらった金額とぴったり同じです。20 枚でも、50 枚でもなく、ちょうど 30 枚でした。
- 3うったえる人たちの前でだまっている。預言者イザヤは(イエスの 700 年前に)こう書きました。「彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった。」そして裁判のとき、イエスはだまって立っていました。ローマの総督は、イエスが自分を守るために何も言わないのにおどろきました。
- 4お金持ちの墓に葬られる。イザヤはこうも書きました。「彼の墓は悪人たちと共に定められたが、その死においては富んだ者と共にあった。」イエスは犯罪者のように処刑されましたが、ヨセフというお金持ちの墓に葬られました。
ピーター・ストーナーという数学者が、一人の人がこの予言のうちたった 8 つを偶然に実現させる確率を計算しました。答えは?100,000,000,000,000,000 分の 1。これは、アメリカのテキサス州全体を深さ 60 センチまで硬貨でおおい、一枚に印をつけて、ぜんぶかき混ぜてから、目かくしをして最初の一回で印のついた硬貨を引き当てるようなものです。イエスは 8 つどころか、何十もの予言を実現しました。
大きな考え
これが大事な理由はこうです。自分がどこで生まれるかは、だれにも決められません。敵が自分を裏切るためにいくら受け取るかも、だれにも決められません。兵士が自分の骨を折るかどうか、自分の服をかけてさいころを投げるかどうかも、だれにも決められません。
実現した予言は、まさに人間にはでっち上げることも、手はずを整えることもできない種類のものです。神さまだけが前もって知ることのできることがらです。
そして、この予言がイエスより前に書かれたことがわかっています。1947 年に、死海の近くの洞くつで、その古い写本が見つかったからです。この「死海文書」は 2,000 年以上前のもので、イエスが生まれるずっと前に書かれました。
子どもたちがよくする質問
「イエスが予言を本当にしようとして、わざとやっただけじゃないの?」
ろばに乗ってエルサレムに入るというような予言なら、たしかに手はずを整えられたかもしれません。でも、自分がどこで生まれるかは選べません。ほかの人が自分を裏切るためにいくら受け取るかは決められません。兵士が自分の骨を折るかどうか、自分の服をかけてかけごとをするかどうかも決められません。いちばんおどろくべき予言は、まさにだれにも決められない種類のものです。だからこそ、これほど力強いのです。
イエスについての旧約聖書の預言が、これほど大切なのはなぜですか?
- 君が生まれる 500 年前に、だれかが君の人生の具体的なことを予言していたら、どう思いますか?
- どの預言がいちばんおどろきましたか?それはなぜ?
- 実現した預言は、神さまに計画があるかどうかについて、何を教えてくれますか?